2026年、強いブランドをつくるために
財務、コミュニケーション、インターナルブランディングからの考察 - Summer Edition -
こんにちは、I&COです。このニュースレターでは、ブランドの視点でこれからの経営を考えるヒントとなるようなコラムや、I&COの最新情報を隔週でお届けしています。
I&COでは今年より、財務、コミュニケーション、インターナルブランディングの各領域の視点から「2026年、強いブランドをつくるために」と題したシリーズ記事をウェブサイトに公開しています。今回はその第2弾をお届けします。企業が強いブランドを構築するために、今、何が必要なのか。本稿では、各記事の内容をダイジェストでご紹介します。
Vol.1〜Vol.3の概要は、こちらの記事をご覧ください。
Vol.4: 信頼の循環を「設計する」という発想
財務・コンサルティングの観点から見たブランド構築の本質は、BSに効く「信頼の循環」を意図して設計することにあります。
COMPANY → PRODUCT → CUSTOMERS → BRANDという四つの要素が回っている企業は、広告費をかけずとも顧客に選ばれ続けます。一方これらの要素がうまく回っていない企業は、キャンペーンが終わるたびに売上が元に戻ってしまいます。この違いはPLよりもBSに、より鮮明に現れるのです。
我々がコンサルタントとしてまず確認するのは「この循環のどこで摩擦が起きているか」です。経営企画・財務部門がブランド構築への投資を中期計画に組み込み、判断基準を部門横断で揃えること。それがフライホイールを回し続けるための、経営の仕事です。
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Vol.4: 信頼の循環を「設計する」という発想(I&CO APAC COO 間澤 崇)
Vol.5: 泡盛が回す「ブランドのフライホイール」
フライホイールの考え方を現在進行形のプロジェクトとして体現しているのが、沖縄県との琉球泡盛の海外展開です。海外での知名度がほぼゼロだった泡盛を「熟成年数によって価値が高まるプレミアムな蒸留酒」として再定義し、ウイスキーやラムと同じ土俵に立たせる。その価値を体現する顧客接点として、小売店の棚ではなくバーやレストランを起点に体験を設計する——こうした取り組みが、海外における琉球泡盛の可能性を広げています。
シンガポールではミシュラン星付きレストランを含む約30の飲食店に導入が進み、インドネシア、マレーシア、ラオスへと販路が広がりつつあります。スコッチウイスキーがスコットランドへの旅を生むように、泡盛が沖縄への旅の入り口になる日は、そう遠くないかもしれません。
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Vol.5: 泡盛が回す「ブランドのフライホイール」(I&CO APAC 代表 高宮範有)
Vol.6: あなたの組織とトップの「性格」が、ブランドを育てる鍵になる
ブランド構築の第一歩は、必ず組織の内側にあります。しかし、取るべきアクションは一律に設計できません。重要なのは「トップの意思決定スタイル」と「組織のコミュニケーションスタイル」という二つの軸を捉えることです。
ビジョンが強いトップには「届ける仕組みをつくること」が有効で、Anthropicやユニクロの理念教育はその好例です。合意形成型のトップには「決め方そのものを設計すること」が鍵となり、Siemensやパナソニック コネクトにおける取り組みがその実践として参照できます。また、理念で語る組織にはキリングループのように数字の骨格を持たせることで実行力が上がり、数字で語る組織にはMastercardのようにエモーショナルなビジョンを加えることで、社員の誇りと顧客接点が変わります。
どのタイプにも強みがあります。自社の性格を見極めた上で次の一手を選ぶことが、ブランド構築の実践的な出発点です。
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Vol.6: あなたの組織とトップの「性格」が、ブランドを育てる鍵になる(I&CO Tokyo 代表 近藤まり子)
三つの記事に共通するのは、ブランドを「表現活動」ではなく、企業活動そのもの、経営のインフラそのものとして捉える視座です。各記事では、具体的な事例や実務で使える指標など、より詳しい内容をお届けしています。ぜひご覧ください。




